生活習慣を改めると・・・？ | スマホフィット - どこでもパーソナルトレーニング

“規則正しい生活をしなさい”と子供の頃から言われていた方も多いのではないでしょうか？もちろんこれは子供に限っての事ではありませんよね、むしろ大人になってからの方が言われることが多くなっていると思います。

そうなんです、規則正しい生活は我々が生きていく上で非常に大きな要素を持っています。

不規則な生活を送ったら起こる典型的な例としてはメタボリックシンドロームがあります。通称メタボも体質や遺伝では無く、不摂生・運動不足などが招いた結果です。

他にも聞き覚えがあるであろう糖尿病(Ⅱ型)、脂質異常症、高血圧、全て不規則な生活から生まれた「生活習慣病」です。

不規則な生活、自分ではそんな意識は無く無自覚のうちに生活習慣病に罹ってしまうケースがほとんどです。自分で気が付ければ誰も生活習慣病にはならないですよね？

昔は生活習慣病は“成人病”と言われていました。成人以上の人が罹る病気として知られていたからです。しかし近年では20歳以下の人も肥満、糖尿病、高血圧に罹るケースが増え、名前が改められました。

【なぜこうも生活習慣病が広まってしまったのか？】

先程説明した通り、無自覚で罹ることが多い。と言うことはいつもの当たり前の中に原因が潜んでいるのです。

例えば、いつも当たり前に昼食で食べているコンビニ弁当、毎日帰りに買う半額のお惣菜、毎日娯楽として楽しんでいる寝る前のYouTube・SNSなどなど、今となっては当たり前の光景ですし、誰もが悪い意識など持たずに当たり前の事として行っていますが、実はこういうところも生活習慣病の原因です。

子供が生活習慣病になる率が増えた理由もこれで納得ですよね？両親が共働きの家庭が増え、ご飯が栄養価の偏った添加物たっぷりのコンビニ弁当の日が増え、外で遊ぶよりゲームを楽しむ子が増え、昔より食文化が豊かになり過剰なカロリー摂食が増える、もはや大人も子供も関係無く生活習慣が乱れています。

ここまで聞いても「え？何が悪い事なの？」と感じてしまう人もいらっしゃるかと思います。それほどまでに“習慣”というのは恐ろしいものです。この便利な生活に慣れてしまっています。昔はさほど生活習慣病(当時は成人病)が大々的に問題になっていなかったのは、SNSや深夜番組が無く寝る時間が早かったり、コンビニが無いので自炊が多かったり、インターネットが普及していないときは仕事でも足を動かしていたり。

そう、逆に生活習慣が乱れようが無かったんです。仕事で身体を動かすためメタボの人も少ない、自炊で添加物が少なく栄養バランスの良い食事が摂れ、ゲームが無いので子供は外で元気に遊んでいました。